トレーニングは時間をとって行うものと思ってはいないだろうか?これまで説明してきたように、カラダに負荷をかけ、
心拍数を上げる動きであれば運動強度は高まる。運動強度を高めるポイントは2つだ。
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- 同じ100歩でも、平地より階段を上るほうがキツいのは、重力のため。1日のうちで階段を意識して使うだけでも大きな違いになる。ジャンプやスクワットといった体重移動の上下運動は、負荷がかかると覚えておこう。
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- ウォーキングよりランニング、ランニングよりダッシュ、といった具合に速度が増せばそれだけ酸素を必要とし、心拍数が上がる。たとえばラジオ体操を倍速の動きで行えば、運動強度はグンとアップする。
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- 起床
- ウォーミングアップとして、ラジオ体操、ストレッチなどを行うのがおすすめ。寝不足などで目覚めが悪いときのリフレッシュにもなる。
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- 駅まで歩く
- のんびり歩かず、シャキシャキと早歩きで。スピードを上げるほど心拍数も上がる。ウォーキングをしているようなイメージで、背すじを伸ばして、腕をしっかり振って歩くのがコツ。
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- 電車では立って
- 電車の中では、座席に座らず立つことでトレーニングは可能になる。背すじを伸ばして、足を腰幅に開いてひざをゆるめ、両脚でしっかりと体を支えるように立つこと。
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- 帰りに1駅分歩く
- 最寄駅の一つ手前で降りて歩いてみよう。1日の疲れで、最初の頃はつらく感じるかもしれないが、トレーニングを続けていけば体力が養われるので、ムリなく行えるようになるはず。
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- ランチは遠出
- 移動する機会があれば、少しでも多く歩く状況を作るようにしよう。 たとえば、ランチに行く際は、会社からなるべく遠くの店に行くなど。もちろんこのときも、早歩きは必須。
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- 階段を上がる
- 重力に逆らって体重移動するのがポイント。一歩一歩、 太ももをしっかりと上げて上ること。階段が短い場合は、少しスピードをつけて上るとよい。
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- 睡眠
- カラダや心の疲れをとるためにも、睡眠をとることが大切だ。そのためには、心拍数をできるだけ下げて安定させること。トレーニングは、最低でも寝る1時間前には終わらせておこう。